AITTA

JOURNAL

2022.06.03梅仕事

まだ凍てつく空気の中 その香りで春の訪れを告げてくれる
時には粉雪を纏い 何日も蕾のまま我慢することもある 梅の花
花が終われば さあ準備をしなきゃ

 梅はね 雨風に耐えて実を育て 塩で漬けられ 天日で干され また漬けられる 
 あたしの名前 梅子だから 同じ
 色々あんのも 修行なのさ ワハハハ

そう話してた梅子さんは 95歳まで生きて 生ききった素敵な女性

梅の季節は いつも彼女の言葉を思い出します

娘が青い梅を頂いてきました
このシミは雨が当たったのかな 
これは落っこちたのかな
君はまだ木に居たかったね
梅の実と そんな対話をしながら下準備

この夏も きび糖とハチミツとCointreauで整えた甘酸っぱいジャムを頂きながら 乗り越えて行こう

今年も梅仕事の季節がやって来ました